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メンタル

大企業と中小企業|どちらに転職するのが精神的にラク?

会社

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あなたは大手企業で働きたいですか?

 

『福利厚生が充実している』

『倒産する可能性が少ない』

 

このように考えて、大企業への就職を模索している方は多いです。しかし、大企業だからといって安心などという保証はどこにもありません。

シャープや東芝を思い出してもらえば、お判りでしょう。しかし、中小企業が不況の波にのまれやすいも事実です。ただ、仕事を選ぶときはもっと根底から考えてほしいのです。

 

その仕事は、あなたが好きな仕事ですか?

 

会社の安定感はもちろん大事ですが、それはあくまでも周辺の要因です。核となるのは、その仕事が好きかどうかなのです。

 

好きなら残業だって楽しい。給料が低くたって楽しい。無理難題だって楽しい。

 

これをしっかり見据えた職探しをしないと、結局は仕事に嫌気がさして辞めたくなってしまいます。大企業でも中小企業でも構わないのです。その仕事が好きなら、精神的につらい思いをすることはなくなります。

今回は、大企業と中小企業|どちらに転職するのが精神的にラク?をテーマに解説していきます。

大企業なら安心なの?

就職活動をしていると、気持ちは大企業に惹かれていきます。確かに福利厚生の充実、ステータス、安心感はあるかもしれません。一部上場企業なら、なおのこと魅力的でしょう。

私も就職活動の時は、大きな会社じゃないと不安で仕方ありませんでした。薬学部を卒業したこともあり、同期は製薬会社や大手調剤薬局に就職しています。いずれも、かるく社員1,000人は超える大きな会社ばかりです。

医療業界ということもあり、外資に就職する同期も多かったです。世界規模でみれば、数万人の社員がいるような会社でした。そんな環境だったもので、自分も大きな会社に勤めなければという固定観念がありました。

以下、私の経歴です。

 

  • 一部上場企業 社員300名
  • 一部上場企業 社員2,000名
  • 外資系臨床開発 社員30,000名
  • 病院 職員200名

 

しかし、今思えば最初から病院に就職しておけば良かったです。

大企業は社員はつながりが希薄

実際に一部上場企業や外資で働いてみた経験を申しますと、しっかりしているのは確かです。法的な部分は、かなりシビアにチェックしてもらえます。

その情報を一般社員が取りに行かなくても、会社がアナウンスしてくれるのでとても楽でした。

しかし、社員数が多いという事は、他部署との連携が難しくなります。部署同士で折り合いがつかないことも多く、平行線のまま話が進まないことも多々ありました。

大きな会社に勤めているというプライドはあるのですが、仲間意識はほとんど芽生えることはありませんでした。

 

中でも、3万人を超える外資は悲惨な状況でした。

 

何をするにも自分でアクションを起こす必要があり、集団なのに完全な個人プレーなのです。主体的に動くこと自体は良いことなのですが、個人プレーは似て非なるものです。

問題が発生した時、顔も名前もわからない他部署の人にチャットで教えを乞う事が多かったです。しかも、それはうちの部署じゃないと言われ、たらい回しにされることも日常茶飯事。

かといって、自分で勝手に動くと今度は上司から注意を受けます。しかし、その上司に相談しても『うちは外資なんだから自分で考えろ』の一点張り。

1つ問題が起こるたびに、ものすごく神経をすり減らしながら対応していました。

 

 

倒産していく大企業

安心感から選んでしまった大企業。しかし、冷静に周りを見てみると、普通に倒産しているという事実に気が付きます。シャープ、東芝、タカタ、日本航空、ウィルコムなどをみればお判りでしょう。

海外に目を向ければ、ゼネラルモーターズ、リーマン・ブラザーズなどの倒産も有名です。このように、大企業はアッサリと倒産する時代なのです。

汗水垂らして、残業すれば給料が上がっていくなんてのは昭和話。平成も終わろうとしている現代では、通用しない働き方なのでしょう。

中小企業は機動力があって精神的にもラク

今勤めいているのは、職員200名くらいの病院です。就業規則の備えはないし、経営状況も教えてもらえない。カルテは手書きだし、処方箋も手書き。

給与明細すら自分でダウンロードする会社で仕事をしていた私にとっては、石器時代にタイムスリップしたような感覚でした。以前の私なら、倒産が心配で転職先の選択肢には入らなかったでしょう。

 

コング
しかし、入職してみると居心地がいいんです!

 

各部署とのつながりが強く、連携が容易にとれる。診療報酬改定に向け、すぐに軌道修正できる。欲しいと思った保険点数はすぐにとれる。やってみたい企画はすぐに実行できる。

 

薬剤師がとれる薬剤管理指導は、ゼロから始めて3年間で150件/月まで伸びました!

 

うちの薬剤部は病棟と医局と仲が良いわけではありませんが、なんだかんだ薬剤師が介入することを受け入れてくれる。大きな会社と比べ自由度がバツグンなのです。この働き方は、この先強みになると感じています。

 

 

個人事業主なら、、?

私の目標は50歳でアーリーリタイアです。私の父は不動産投資でそれを実現しています。彼はパチンコと自治会と孫守りを中心に、50歳から人生を謳歌しています。

リタイアといっても完全に仕事をしないわけではありません。個人事業主として、ベーシックインカムで暮らしていこうと考えています。

 

そのため、副収入のタネをたくさん撒いているところです。

 

自分の好きな事をやって、人生を生きることができれば最高です。人生は一度しかありません。大企業での安心感と引き換えに、仕事に束縛される時間はできるだけ減らしたいです。

もし、50歳で仕事をリタイアして副業で生きていければ、定年までの10年間の自由時間を手に入れたことになります。実際は副業に時間をさくことになるでしょうが、大企業で働くような束縛はなく精神的には相当ラクなはずです。

それに、副業は趣味の延長にあるようなものです。好きなことなら苦になることもありません。今は大企業なら安心と言える時代ではありません。むしろお金の流れは大→小に逆流しています

もちろん優秀な小にですが。私もそんなところを目指していきたいです。

 

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