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看護師と医師が怖い?|薬剤師が病棟業務に行くときの5つの心構え

看護師

Alexas_Fotos / Pixabay

薬剤師として病院に就職して、初めて病棟業務に行くとき。すごく緊張しますよね。

そこは看護師だらけで、常に緊迫した業務に追われている様子。殺伐として、ギスギスした印象・・・そして疑義紹介をするといつも不機嫌になる医者が鎮座している・・・考えただけでも胃が痛くなりそうです。

私が勤務する病院は、病棟に薬剤師が常駐することはありませんでした。しかし、中途入職して半年が経過したころ、今後の発展のためにと薬剤師常駐計画が立案されたのでした。しかも、これが薬剤部オンリーの意見なのです。

私の勤める病院は薬剤部VS看護部、薬剤部VS医局といった感じで、あまり関係性がよくありません。外から来た人間(私)が客観的にみると『薬剤部が言い過ぎている』という印象です。

 

 

薬剤師常駐計画の第一号に抜擢されたのは私だったのですが、最初の頃は本当に毎日が辛くてキツかったです。

しかし、今では病棟の居心地も良くなり、看護師・医師との円滑なコミュニケーションがとれるようになっています。そこで、病棟に行くときに私が意識した5つの心構えを紹介していきます。

看護師と医師が怖い?

私は、調剤薬局で管理薬剤師・薬局長まで経験したことがあります。そのため、医師とは話す機会はある程度あったのですが、看護師というは未知の存在でした。

もちろん皆さんと同じで先生と話す時は緊張しますし、気を使います。ですが、看護師もまた独特でクセの強い対応をしてくるのです。

ただ、うちの薬剤部にも強いのが何人もいて、薬剤部の窓口では薬剤師VS看護師の口論が繰り広げられていました。

そんな関係性だったので、単身で病棟に常駐するということに、ものすごい抵抗感があったのです。さらに、その立案者は薬剤部長。看護部側からの要請ならまだしも、これでは宣戦布告のようなものですからね。

 

関係性が良ければそんなことはないんですけどね!

 

とうのが3年ほど前にあり、つい最近病棟を移動しました。移動時は看護師や医師から惜しまれ(リップサービスかも(^^;))、良い関係性を築けていたのだとしみじみしました。

看護師からの印象的だった言葉は・・・

 

『薬剤部は嫌いだけど、あなたは好き』

 

そんなに難しいことはしていませんが、相手のことを思った行動を心掛けていれば、個人の関係性は必ず良くなります。

薬剤師が病棟業務に行くときの5つの心構え

それでは、薬剤師が病棟業務に行くときの心構えを5つ紹介していきます!

毎回100点を取らなくていい

薬剤師はキチッとしており、ちょっとの間違いも許容できない人が多いです。そのため、医師や看護師のミスに対しても、同様に細かい指摘を繰り返します。

 

ですが、毎回100点を取る必要はなく、ある程度ゆとりをもった対応を心がけましょう。

 

自分の基準を押し付けても、相手は納得してくれません。もしあなたの意見どおりに行動してくれたとしても、心から納得しなければ関係性を悪化させるだけです。

常に70~80点くらいできていれば、大抵のことは問題なく進んでいきます。残りの20点には目をつむることも必要です。

全ての看護師・医師と上手くやるのは不可能

せっかく薬剤師として病棟に常駐するのですから、看護師や医師には有益な情報をアウトプットしていきたいですよね。ですが、相手がそれを望んでいるかが問題です。

 

望んでいない人に自分の考えを伝えても嫌われるだけです。

 

そして嫌いな人から言われたことなど、守るわけがありません。医療従事者なら、基本的には患者のことを良くしたいという方向性を持っています。その部分がマッチすればある程度は理解を得られるのですが・・・

 

気に入らないことがあれば、入職した翌日に退職していく人もいるような世界です(^^;)

 

資格職というのは、まだまだ食いっぱぐれがないんですよね。なので、全員と上手くやっていくのは不可能。耳を傾けない人がいたら、放置しておきましょう。その人の指導は、医長や師長の仕事です。

出来なかったことがあっても気にする必要はない

病棟に常駐するようになると、色々な部分に目がいくようになります。ちょっとここでは書きにくいようなことも・・・(^^;)

私のあとで病棟業務を開始した後続組は、どうしてもそれらが気になってしまい我慢できなかったようです。

 

とにかく指摘を繰り返した結果、病棟全体から嫌われてしまいました。

 

急ぎではない改善点はゆとりのある時間、報告すべき人を見極める必要がありますね。即日対応できなかったからといって、気にする必要はありません。

越えてはいけない一線だけは死守する

ただ、絶対に超えてはいけない一線だけは死守してください。これに関しては関係性が悪化しようと言う必要があります。それは・・・

 

患者に悪影響があり、即対応が必要なこと。

 

私たちの仕事の根本的な部分は、心に留めておきましょう。

相手のためを思った行動をとればいいだけ

ここまで4つは『自分』にフォーカスを向けて紹介してきましたが、最後は『相手』にフォーカスを向けます。

良い医療ってどうやったら提供できるでしょうか?これまでの医療は医者のウエイトが大きすぎましたが、急速に発展するにつれて医師だけの能力では適切な治療ができなくなってきました。

私は精神科勤務なので精神科医と仕事をしますが、彼らは抗生剤の使い方に詳しくはありません。そんな時、アンチバイオグラムから起因菌を想定して薬剤選定、腎機能を計算して投与量と回数まで提案するとすごく重宝されます。

看護師も同様に、薬剤部が対応すれば効率がアップする業務は率先して改善していきました。

精神科医が苦手な部分をフォローすれば精神症状の治療に専念できますし、看護師の業務効率が向上すれば患者のケアに使える時間が増えます。『薬剤師って役に立つ!』と思ってもらえれば、コチラの意見も通しやすくなるのです。

 

医療従事者同士がWIN-WINの関係を築ければ、その恩恵は患者に還元されるという事です。

 

だから、相手が困っていることを見つけて、解決してあげてください。

まとめ

以上、看護師と医師が怖い?|薬剤師が病棟業務に行くときの5つの心構えについての紹介でした!

 

病棟業務に行くときの心構え

  • 毎回100点を取らなくていい
  • 全ての看護師・医師と上手くやるのは不可能
  • 出来なかったことがあっても気にする必要はない
  • 越えてはいけない一線は死守する
  • 相手のためを思った行動をとればいいだけ

 

あまり気負い過ぎず、ラクな気持ちで始めてみましょう(^^♪

 

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