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視線・気配を感じるのはなぜ?|科学的に解説

視線

Bess-Hamiti / Pixabay

視線を感じて前を見ると目が合う。背後に人の気配を感じる。

 

どちらも、皆さん経験があると思います。人間の『第六感』のような感じがして、スピリチュアルな領域の話に感じます。

 

ですが、視線も気配も科学的な根拠があります。

 

結論を言ってしまうと、視線は勘違い、気配は電気です。今回は、なぜ人は視線や気配を感じるのかを解説していきます。

視線と気配に関する疑問

なぜ人は視線を「感じる」ことができるのでしょうか?

誰かに見られてるなーと感じたり、ある人のことを見ていたら
その人に振り向かれたりすることってありますよね?
どうして人は自分が見ているわけではないのに視線を
「感じる」ことができるのですか?
「第六感」ってやつでしょうか?

引用:ヤフー知恵袋

視線を感じるって科学で証明されているんですか
なぜ感じるのか理由を教えてください

引用:ヤフー知恵袋

視線を感じるってどういうこと??

ふと気配を感じて振り返ると、遠くで誰かがこちらを見ていた…という体験は誰でもしたことがあると思います。
逆に自分が見ていた人が急に振り返って目があうこともよくありますよね。
なぜ動物は誰かに見られていることに気づけるのでしょうか?一体何を感じ取っているのですか。
超能力のようで不気味です。

引用:ヤフー知恵袋

皆さん、やはり第六感のような不思議な感覚に襲われるようですね。

 

それもそのはず、まるで仕組まれたかのように目が合うのですから。

何か気になって後ろを振り向けば人がいる。

 

どちらもスピリチュアルな要素が満点です。それでは、科学的な根拠を解説していきます。

なぜ視線を感じる?|たまたま目が合ったことをこじ付けているだけ

視線に関しては、たまたま目が合っただけです。

残念ですが、第六感ではありません。確率論の話になりますが、同じ条件でふと顔をあげればある一定数は誰かと目が合います。人はそれが印象的なので、記憶に残るのです。

 

『視線を感じたら、本当に見られていた』

 

この記憶が脳に書き込まれ(記銘)、保持されます。そして、ある時ふと顔をあげると・・・また一定の確率で誰かと目が合います。

 

その時に保持されていた記憶が、呼び出されます(想起)

 

このように、たまたま目が合っただけなのに、自分がこじつけた結果、第六感のように感じるのです。

なぜ気配を感じる?|人間が出している準静電界が原因

「人間の体の周囲には、静電気のような、ごく微弱な電界が全身を包むように存在しています。電界の大きさやプラス・マイナスが常に変化しており、これを『準静電界』と呼びます。気配と呼ばれるもののすべてはないにしろ、一部についてはこの準静電界が関係していると考えています」

引用:ニッケイスタイル

人の生命活動には必ず電気が発生します。細胞膜の電位は、通常大きくマイナスに傾いています。筋肉を動かすためにカルシウムイオンを流入させると、大きくプラスに転じます。

 

この微弱な電流が作り出す電気の膜を『準静電界』といい、体の周りを覆っています。

 

電気を察知する生き物には、サメやナマズがいますね。人間も同様に、準静電界を察知して気配と感じているというのが通説です。

まとめ

以上、視線・気配を感じるのはなぜ?|科学的に解説でした!

 

  • 視線:たまたま目が合ったことを視線とこじつけている
  • 気配:体が発する電気を感じ取っている

 

スピリチュアルな話を期待していた方には申し訳ない結果となりました。

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