秋の兆しが見え始めた9月ごろ。ドングリがたくさん落ち始めました。子供たちがドングリを拾ってくる家庭も多いのではないでしょうか?しかし、そのドングリをつい放置しておくと・・・・
虫が湧いてきます!
ドングリはクリスマスのリースに使うなど、子供たちの工作にも活躍します。ですが、適切な処理をしておかなければ大惨事に・・・今回は、簡単なドングリの虫処理について解説していきます。
なぜドングリから虫が出てくるのか?
そもそもですが、なぜドングリから虫が湧いてくるのでしょうか?ドングリの表面には、穴らしきものは見当たりません。
最初の知識として、ドングリから湧いてくる虫は『ゾウムシ』といいます。
ゾウムシは、ドングリが若い時に卵を産み付けます。産み付ける場所はヘタの部分です。器用に穴を開けて、卵を入れます。なので、ドングリの身の部分には、穴が空いていないのです。
つまり、穴のないドングリこそ、虫が湧いてきます。
穴が開いたドングリも見かけますが、あれは虫が出てきた後というわけです。ゾウムシのイモムシは、ドングリから出た後に地中で蛹になります。
ドングリの下処理
虫処理の前に、虫が入っているドングリをある程度分別しておきます。方法はとても簡単です。
水にの中に入れるだけ。
ゾウムシがいれば、中に空洞ができます。すると、ドングリは水に浮かんでくるわけです。これだけで、虫入りドングリをかなり選別できるので、最初にやっておきましょう。
ドングリの簡単な虫処理を5つ紹介
それではドングリの虫処理について、紹介していきます。
電子レンジでチン
電子レンジでチンすると、ドングリの中の虫は処理できます。しかし、長い時間レンジにかけると、ドングリが破裂することも。
大体の目安ですが、10~20秒なら大丈夫なことが多いようです。
ただ、確実ではないので、どうしても時間がない時に利用しましょう。
レンジの破損に関しては、責任を負いかねます。
冷凍庫で凍らせる
次は冷凍庫で凍らせる方法です。ドングリをジップロックに入れて、冷凍庫に入れましょう。
目安は、約1週間です。
時間はかかりますが、1週間もマイナス環境下におかれれば、ゾウムシも生きてはいられないでしょう。
水に浸す
次は水に浸す方法です。ただの水に入れておくだけです。
目安は、約3日です。
空気を遮断して、虫を処理します。そのあとの乾燥も3日ほどかけて行います。
天日干しすると皮が割れるので、陰干ししましょう。
熱湯で煮る
次は熱湯で煮る方法です。短時間で済みますが、ドングリを普段使用する鍋に入れるのはチョット抵抗がありますね。
目安は、約5分です。
長くても10分以内にしましょう。皮が割れやすくなります。乾燥方法は、水に入れた時と同じです。
塩水に浸す
最後は塩水に浸す方法です。こちらは情報としてはチョット弱いです・・・
目安は、一晩です。
果たして塩水で虫が処理できているの疑問はありますが、ネット上では大丈夫だったとの意見もあります。乾燥方法は、水に入れた時と同じです。
まとめ
以上、ドングリの簡単な虫処理を5つ紹介|レンジ・冷凍・水・熱湯・塩水の解説でした!
- レンジ
- 冷凍
- 水
- 熱湯
- 塩水
時間がある方は、冷凍が手間なしで良いですね。水を使う系の処理は、そのあとの乾燥に時間がかかります。
処理が終わったドングリは、風通しの良い場所で保管しましょう。ビニールなどに入れると、カビが発生します。
ドングリはネットでも手に入ります。価格は1,000円もしないので、工作に必要な方はコチラ方が便利かもしれませんね。