畑にパセリを植えていると、鳥のフンのような芋虫が発生します。
それが、キアゲハの幼虫です!
幼虫は脱皮を繰り返して、鮮やかな黄緑色に変化していきます。そして、蛹になるころには忽然と姿を消してしまうのです。キアゲハの幼虫は、どこでどのくらい蛹になっているのでしょうか?
キアゲハとは?
キアゲハ(黄揚羽・黄鳳蝶、学名 Papilio machaon)は、チョウ目・アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布し、日本でもナミアゲハとともに全国でよく見られるアゲハチョウである。
引用:Wikipedia
日本でもよく見かける蝶の一種です。セリ科の植物の葉を食べます。ニンジン、パセリ、アシタバなどをよく見ると、葉に幼虫がいるはずです。
蝶は非常に偏食な生き物です。同じ仲間のアゲハ蝶は、柑橘系の葉しか食べません。モンシロチョウはキャベツ、アブラナなどの菜っ葉系です。
葉っぱの種類を覚えれば、何の蝶がいるかは一発でわかります。
パセリの葉からどこに行く?
こちらはパセリの葉にくっついていた、キアゲハの幼虫です。蛹になる直前までパセリにいますが、パセリで蛹にはなりません。忽然とどこかに消えてしまうのでした・・・
キアゲハが蛹になっている期間
観察するため、虫かごで飼育してみました。3匹の幼虫で試してみましたが、成虫になれたのは1匹だけでした。
残りの2匹は黒くなって羽化しないモノ、羽化したけど羽がうまく乾かなかったモノなど、自然界の厳しさを目の当たりにしました。
蛹の期間は10~12日ほどです。
キアゲハの幼虫は、5メートルくらいは平気で移動するようです。あの小さな体からは想像もできないですね。蛹になるため、どうやらパセリから我が家の縁の下に移動していたようです。
家の周りに、羽化したての蝶が落ちていることがありました。
まとめ
以上、キアゲハが蛹になっている期間|パセリの葉からどこに行く?についての解説でした!
キアゲハは日本でもよく見かける蝶です。ニンジンやパセリを食べるので、捕まえるもカンタンです。
蛹の期間は10~12日ほど。子供と観察するためには、数匹捕まえたほうがいいですね。
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